• 主な研究内容
  • 地殻環境と鉱物・エネルギー資源分布の時空間モデリング

    鉱物・エネルギー資源の生成メカニズムと分布形態の解明、エネルギーの生産からバックエンド対策まで含めた地殻の開発利用、 持続可能な社会に必要なインフラ整備のために、浅部から深部に至る地殻を対象として、地質・物性構造、化学組成、地下水の流動と水質、地殻変動など、地殻環境の総合的評価と時空間モデリングに関する地球科学工学的研究を行っています。

  • リモートセンシング
  • research

     地殻環境や鉱物・エネルギー資源の分布形態を解明するには、岩石の種類、物性、化学組成、および地殻変動パターンなどを含む 広範囲にわたっての静的・動的な地質情報が不可欠となります。
     そのためにリモートセンシング技術を応用し、岩石の反射・放射スペクトルから地質・物性を推定する手法とともに、合成開口レーダ画像の干渉処理によって地形変化を高精度に抽出する手法などの開発を行っています。

  • 3次元モデリング
  • research

     地下水やエネルギー資源の有望地域の特定には、深部流体の通路となり得る亀裂系の広域的分布を詳細に把握することが重要です。
     そこで、衛星画像等からのリニアメントの高精度抽出法を開発するとともに、リニアメントデータと地形データとを組み合わせることで亀裂系の3次元的な分布形態を明らかにしています。 また、地質調査による亀裂データの分布の法則性を地球統計学によって抽出し、これを亀裂群の3次元分布モデリングに適用しています。
     さらに、ミクロからマクロに及ぶマルチスケールの亀裂システムの相互関係を明らかにし、貯留層の透水性の評価や地下水流れシミュレーションなどにも応用しています。



     ボーリング調査、フィールド調査、試料分析、衛星画像などから得られた多種多様な地質データを用いて、不整合や断層による地層の不連続性を考慮した地質構造、帯水層、岩盤亀裂、および地殻環境問題として重要な地下水の水質などの時間的変動や3次元分布を精密に推定できるための数理地質学的手法を開発しています。
    また、地温、化学成分含有量、地熱貯留層構造など、鉱物・エネルギー資源の探査・評価に重要な地質属性も研究対象とし、時空間分布のモデリング結果に基づいて地質学的な考察を深め、金属・非金属鉱床の生成や地熱資源の胚胎に関する新しいモデルを構築しています。

    research
  • 研究用機器
  • リモートセンシング関係
  • ■分光反射計:SolidSpec3700 [Shimadzu],FieldSpec Pro [Image One]
  • 応用地球物理・化学関係
  • ■αシンチレーション用ラドン探査機器 : AB-5 [Pylon]
  • ■イオニゼーションチェンバー用ラドン探査機器 : AlphaGUARD [Genitron]
  • ■地中レーダ:研究用試作品 : POGRA
  • 岩石の微小構造観察・物性計測器
  • ■光顕微鏡 [オリンパス]
  • ■ハンディタイプ浸透率測定装置 : Mini-Permeameter MP-401 [Temco]
  • 計算・グラフィック用
  • (クボタ)AVS,(ESRI)ArcVIEW,MODFLOW,Xeonワークステーションなど